この夏、子供と一緒に行きたい美術館(大阪、京都編)

この夏、子供と一緒に行きたい美術館(大阪、京都編)

夏休みに子供と美術館に行く際、お子さんが小学生の場合は「自由研究」という課題のために行くことも多いと思います。

「自由研究」…自由って迷いますよね。お子さんが自主的にテーマを見つけられればいいのですがなかなか苦戦することも。実は、ミュージアムは多くの助け舟を出してくれる「アイデアの宝庫」なのです!

 

1.美術館はアイデアにあふれている

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アイデアの宝庫って言ったってどこにあるのアイデア。。という方のために美術館で自由研究のテーマを探すヒントを伝授させて頂きます。

今からお伝えする4つの視点にぜひご注目ください!

 

その1 展覧会の年表に注目

夏に企画される興味深い展覧会の中には大体「年表」があります。そこにはその展覧会の主人公となるアーティストやフォーカスされた芸術運動にまつわる歴史と、同時代の流れをを共ににみることができます。ここから自分が面白そう!と思ったポイントに絞ってみると面白いテーマが見つかるかもしれません。

 

その2 美術館企画のワークショップを「いろいろ」チェックしよう

 

美術館は夏に多くの子供向けワークショップを開催します。テーマ探しにこうしたワークショップへの参加はとても効果的なのですが、予定が合わず参加できないこともありますよね(今の小学生は低学年でも忙しいですもんね)。それに今実施されてるワークショップからテーマを選ぶとと誰かと被っちゃうかも…。そんな時は美術館のサイトで去年の夏のワークショップテーマを見てみましょう!または自分が絶対行けないくらい遠方の美術館のワークショップをチェックしてみるのもオススメです。

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その3 美術館の図書館にぜひ行ってみよう

美術館の中で「あ、これ、面白そう」と思うテーマが見つかったとしても、そこから具体的に何をしたらいいかわからなくなってしまうこともしばしば。インターネット活用はもちろんのこと、アナログ、デジタル両方から攻めることをおすすめします。多くの美術館には「図書コーナー」があります。ここには通常の図書館では見つけられない専門書がいっぱい!ぜひ、足を運んでみましょう。

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その4 ミュージアムショップには沢山のテーマがあふれている

実験的なもの、アートなものに挑戦したいんだけどどうしよう…。という場合はぜひミュージアムショップに足を運びましょう。自由研究向きのテーマ探しに事欠きません。何かヒントが見つかるはず。ミュージアムショップのみなら入場無料である場合も多いので、ミュージアムショップ巡りをしてテーマを探すのも楽しそうです!

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2.
この夏親子で訪れたい美術館展覧会(大阪、京都編)

 

では、親子で訪れたい美術館(大阪、京都編)です。大阪、京都にも親子で訪れたくなる美術館がたくさんあります。

ちなみに「親子で美術館を訪れる際のコツ」を「東京編」でご紹介しているので、ぜひこちらもご参照ください。

 

■カップヌードルミュージアム 大阪池田

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実は英語圏の人にとても人気があるカップヌードルミュージアム。横浜だけでなく大阪は池田にもあります。こちらでは、事前予約をするとチキンラーメンを手作りすることが出来ます。また、うっかり予約を忘れていても、自分でデザインしたカップに、具材やスープを選んでオリジナルのカップヌードルを作れるアトラクションもあります。お好みでカスタマイズ出来るなんて夢のようです。ぜひやってみたいですね。

施設のテーマが食なので、みているとお腹が空いてしまいそうですが、定番商品や、地域限定商品などを自動販売機で購入して食べることの出来るスペースもあります。展示を楽しみつつ、お腹も満足させて帰ることが出来そうです。ちなみに池田が、世界初のインスタントラーメン、「チキンラーメン」発祥の地なんだそうです。「チキンラーメン」の生みの親、日清食品創業者の安藤百福と仁子夫婦をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説が2018年10月からスタートするのもタイムリーですね。

 

■チームラボ 学ぶ!未来の遊園地
会場:あべのハルカス美術館

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理屈抜きで感覚的に楽しめるといえば「チームラボ」。駅近のあべのハルカス美術館にもチームラボ 学ぶ!未来の遊園地が登場です。チームラボ作品をまだ未見のご家族は迷わず足をお運びください。「美術館」に対して抱いているイメージを思い切りぶち壊してくれます。ただ、混み合う時はチケット購入に時間がかかる場合もあるので、前売り券を準備しておくこともご検討ください。

私もチームラボ作品は海外でしか観たことがないので、ぜひ日本でも鑑賞してみたいです。

こちらの美術館は複合施設の中にあるので、鑑賞後は美味しいご飯を楽しめます。

 

■おさるのジョージ展 「ひとまねこざる」からアニメーションまで
会場:美術館「えき」KYOTO

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駅近の極致、JR京都駅内にある美術館「えき」KYOTO

こちらは程よい広さ、アクセスが魅力で快適に鑑賞しやすい美術館です。2018年8月4日(土)から子供も大人も大好きなおさるのジョージ展が開催されます。子供向きの内容で混雑が予想される展覧会の場合、開館時か平日の閉館1時間前が比較的空いています。あとは京都以外の方限定の裏技ですが、京都の公立小学校の登校日の日などを狙うのもオススメです。

終了後は駅ビルで美味しい食事を、または駅だから駅弁を買って帰るのも楽しそうですね。

 

■ビッグコミック50周年展半世紀のビッグな足跡
会場:京都国際マンガミュージアム

作者 Tatyana Temirbulatova (originally posted to Flickr as Kyoto Manga Museum) [CC BY 2.0], ウィキメディア・コモンズ経由で

作者 Tatyana Temirbulatova (originally posted to Flickr as Kyoto Manga Museum) [CC BY 2.0], ウィキメディア・コモンズ経由で

こちらは駅近ではないですが子供たちが大好きな「漫画」のミュージアム。なんと5万冊の漫画を自由に読むことができます。そして古い漫画雑誌など貴重な資料25万冊も手順を踏めば読ませて頂くことが可能。古い漫画を自由研究のテーマにするも楽しそうです。

ちなみに、特別展は「ビッグコミック50周年展‐半世紀のビッグな足跡‐」。お父さん世代にはたまりませんね。漫画なんて...という感じで連れて行った大人の方が懐かしい漫画にはまって、ページをめくる手が止まらなくなるそうです。どうぞお気をつけください。

そしてこちらもカフェは充実。可愛らしいオムライスは特にオススメです。

 

■京都大学総合博物館

By J o (Photo taken by J o.) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

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日本ではあまり話題に上がりませんが「大学の敷地内にある博物館」というのはとても見ごたえがあります。京都大学の敷地内にある博物館はその中でも夏休みのイベントがとても多いです。夏休み学習教室 体験EXPO 2018’夏」は、一旦申込を締め切っていましたが、2018年7月25日(水)から一部のプログラムで二次募集を開始しています。先着順だそうなので、関心のある方はまだ申し込み可能です。どうぞお早めに。

そして鑑賞後は親子で大学散策を。自分たちの未来を想像しながら歩くキャンパスは子供達に無限の可能性を示してくれるでしょう。

 

3.さあ美術館に行きましょう

 

今年の猛暑は想像を絶します。炎天下とは無縁の美術館で、安全に、健康的に宿題を完成させることが出来れば子供達も、そして親も笑顔です。

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体調、天候を考慮し無理をしないで美術館を楽しんでください。

楽しんだ後には「芸術の秋」が待っています。

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